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来客に好印象を与えるオフィスデザインとは?【メリット・事例の紹介】

2022/05

近年、ブランディングの観点からオフィスデザインに注目が集められています。 企業価値は業績だけでなく、オフィス環境によっても大きく向上します。 今回は、来客者に好印象を与え、企業ブランディングにつなげるためのオフィスデザインのコツを紹介します。 皆さまのビジネスのさらなる発展に少しでもつながれば幸いです。

オフィス空間に求められているものとは

オフィス空間には、「業務パフォーマンスを向上させる場」と「企業イメージを伝える場」という2つの役割が求められています。
多くの企業でテレワーク環境が整備された今、単純に業務を行うだけならオフィスに集まる必要がないと考える人も増えています。一方、テレワークが浸透したからこそ、改めてオフィスの価値やメリットを感じている人もいるのではないでしょうか。

このような社員の悩みを解消し、作業効率アップやコミュニケーション活性化、モチベーション維持といった効果を生むオフィスをデザインすることが、結果的に一人ひとりの業務パフォーマンス最大化につながる可能性が高くなります。

お客様へ企業イメージを伝える場

また、オフィスは来訪されるお客様に企業イメージを伝える場としても機能します。エントランスや打ち合わせスペースの雰囲気、掲示物、おもてなしするためのドリンクなど、細部にわたって自社への顧客体験や企業姿勢を反映させることで、お客様にどのような企業なのかを肌で感じ取っていただくことができます。

近年、企業のビジョンやパーパスが重視されるようになり、その企業ならではの存在価値やミッションが問われる時代だからこそ、言葉だけでなくオフィスのコンセプトにおいても一貫したメッセージを発信することが、企業ブランディングに欠かせない視点なのです。

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オフィスデザインのメリット

では、具体的にオフィスデザインにはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、2つのメリットを紹介します。

企業ブランディングにつながる

先述したように、自社の企業理念や企業姿勢をオフィスデザインで表現することにより、来訪されたお客様にどのような企業なのかを体感していただくことができます。

例えば、サステナビリティに注力する企業が、打ち合わせスペースの椅子やテーブルをサステイナブル素材で統一したり、飲み物をペットボトルではなく紙パック入りのミネラルウォーターを提供することで、サステナビリティに対する企業の本気度を示すことができます。取引先がサステナビリティを重視している企業であれば、商談やプロジェクトを前進させる一つのきっかけになる可能性があります。

このように、オフィスを構成する要素の一つひとつにこだわりや一貫性を持たせることで、対外的な企業ブランディングをより強固なものに高めていくことができるのです。強いブランド力は、価格競争の回避やファンの獲得、優秀な人材の採用など、企業のビジネス発展に様々な恩恵をもたらしてくれるでしょう。

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企業ブランディングにつながる

社員のモチベーション向上

オフィスデザインを工夫することで、社員のモチベーション向上にもつながると考えられています。 社員モチベーションは、「従業員エンゲージメント」という重要な指標と直結します。 社員エンゲージメント=社員の企業への信頼度や貢献意欲を表す「従業員エンゲージメント」が、モチベーション維持や離職率低下、業務パフォーマンス向上を図る指標として注目を集めています。従業員エンゲージメントを高める方法は様々ですが、その一つがオフィスデザインです。

社員にとって使いにくくストレスを感じるオフィスは、モチベーションの低下につながります。例えば、高級オフィスラウンジやデザイナーズオフィスのような、洗練されていて機能性もデザインされた空間であれば、毎日出勤するのが楽しみになるでしょう。

いきなりそこまで極端に振り切るのは難しいため、下記4つの工夫から取り組んでみるのはいかがでしょうか。

  1. まずは小さな休憩スペースを設ける
    メリット:社員のリラックス・コミュニケーションの活性化・創造性の向上
  2. 植物などのインテリアを置く
    メリット:視覚疲労の緩和・オフィスの見栄え向上
  3. 空気清浄機の設置
    メリット:消臭・ホコリ・花粉などの空気環境の改善
  4. デスクの配置やオフィスの導線を見直し
    メリット:作業がしやすく業務生産性の向上

上記の工夫を少しするだけでも、社員にとって快適な環境に整えられる効果が期待でき、オフィスで働くモチベーションを維持させることにもつながります。

また、企業姿勢をオフィスデザインで表現する企業ブランディングは、社外だけでなく社内に対しても効果が期待できます。自社ならではのメッセージが体現されたオフィスで働くことで、会社に対する帰属意識や組織の一員であるという意識が高まり、働くモチベーションの向上につながります。自社のミッションを掲示したり、自社が手がけた商品や、サービスロゴなどを美しく配置することで、会社に対する愛着や誇りを高めることもできるでしょう。

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オフィスデザインによるブランディング事例

オフィスブランディングやオフィスデザインと一口に言っても、どのような工夫をしたら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
オフィスブランディングの取り組みによってどのような効果が得られるのか、企業のブランディング事例を3つ紹介してます。

理念やサービスを、壁紙やデザインで表現

民泊事業を手掛けている企業のオフィスでは、各国の都市をイメージしたデザインのミーティングルームを設置しています。自社が手掛けた世界中の物件を体感できる環境で仕事をすることで、社員は自社が提供する空間やサービスに愛着を持つことができます。

さらに、壁にはユーザーの顔写真が飾られており、「ユーザーを意識したサービスの提供」という理念を表現しています。常に世界中のユーザーに価値提供をしているのだという意識を持つことができるオフィスデザインですね。

自社製品を使い、ブランドの世界観を表現

大手キャンプメーカーでは、オフィスで自社の製品を全面的にアピールできるように、社内のレイアウトに力を入れました。

ミーティングルームではキャンプテーブルや折りたたみ式のキャンプチェアを使用し、テントを張り、自社製品を存分に使った空間をデザイン。オフィスを「ブランドを可視化する場所」「ブランドが実現したい世界観を体感してもらう場所」として構築することで、ビジネスチャンスの創出を狙っています。

社員も自社製品の美しさや高い機能性を日々体感できるため、社内外からの評判も上々のようです。

作業内容に合わせて、空間コンセプトを変える

とあるヘルスケア企業では、従業員の作業内容に合わせて空間コンセプトを変えています。

ミーティングルームは、会議の内容をより濃いものにするためにボックス型に区切って空間をあえて遮断。一人で行う作業を行うワークスペースは集中できるように極力シンプルな設計に。逆にみんなで作業を行うスペースは、リラックスできるように開放感を追求し、植物やクッションを置くなどの工夫をしています。

さらに、エントランスは自社のブランド浸透のために、コーポレートカラーである緑色を基調としたデザインに統一しています。リニューアル後は、社員から「働きやすくなった」という声が多く寄せられるようになり、モチベーション向上や作業効率アップといった効果が得られています。

自由な企業文化を体現したフリースペース

クラウドソフトを提供する企業では、自由な働き方を大切にする企業文化を維持しながら更なるコミュニケーション活性化を目指して、朝食や昼食を取ったり、仕事ができる大きなフリースペースを設置。無料のドリンクなどを用意したバーカウンターがあり、フロアの違うメンバー同士のコミュニケーションが生まれているそうです。

さらに同じフロアには卓球台やトレーニングマシーンも置いてあり、仕事以外でも自由な交流が生まれるような工夫を体現しています。

オフィスデザインによるブランディングで意識するポイント

オフィスデザインで効果的なブランディングを実現させる上で、重要なポイントを3つ解説します。

オフィスのコンセプトを決める

オフィスデザインで効果的なブランディングを行うためには、まず下記のような問いからスタートすることをオススメします。

  • 自分たちのミッションやビジョンは?
  • 企業のイメージカラーは何色?
  • 一番大切にしている価値観は?

これらの答えを、オフィスのコンセプトに反映させることが重要です。自分たちのミッションを表現するにはどのような空間が必要なのか?自分たちの価値観にふさわしい機能や備品は何なのか?一貫性のあるコンセプトに基づいて、具体的なデザインや要素を考えていくことで、オフィスブランディングを強固にしていくことができます。

働きやすさを考慮する

オフィスをデザインする際は、社員の働きやすさを十分に考慮することが重要です。企業ブランディングを重視するあまり、デザインばかりを優先させてしまうと、社員が働きづらい環境になってしまう可能性があります。極端な例えですが、コーポレートカラーが赤だからといって、一面が真っ赤な壁紙に囲まれたフロアでは社員は集中して働くことができないかもしれません。

例えば、おしゃれな空間を演出しながらも、フロアの動線は効率性を最大限に高めたものにする。開放的なイメージを訴求しながら、セキュリティ性を高める。環境に配慮しながら、かつ品質や使いやすさにこだわった備品を採用するなど、社員に取って働きやすい環境を整えるという視点を忘れずにオフィスデザインを設計しましょう。

働きやすさを考慮する

エントランスは特にこだわる

エントランスは企業の「顔」とも言われ、来客者の第一印象を左右する非常に重要なポイントです。エントランスに関しては、企業姿勢や企業イメージをできる限り体現することをおすすめします。例えば、可愛らしい商品を扱っている企業であれば、エントランスも可愛らしい色味やインテリアでまとめたデザインに。シンプルで素朴な商品を扱っている企業は、ウッド調などのナチュラルなデザインに仕上げると良いでしょう。企業イメージをデザインに反映させることで、来客者に対する企業ブランディングを効果的に進めることができます。

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まとめ

予算の問題から、大きな規模のレイアウト改修やオフィスデザインは難しいと感じている企業様には、ネスプレッソのコーヒーサービスの導入がオススメです。

コーヒーマシンの導入は比較的簡単なので、大規模な施策が難しい企業様でも手軽に取り入れることが可能です。コーヒーマシンをオフィスに設置することで、社員同士のコミュニケーションが活性化します。休憩中にしっかりとリラックスできることから、仕事への切り替えもスムーズに運ぶでしょう。洗練されたマシンのデザインや、高品質な味わい、豊富なメニューは、来客された方々にも好印象を与えます。

オフィスコーヒーのメリット・デメリットとは?

また、ネスプレッソは持続可能な取り組みを実施しています。サステナビリティに注力しているブランドの製品を利用することで、SDGsなどの取り組みへの貢献につながり、現代社会における企業価値の向上を目指せます。

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参考文献

https://www.pasona-pbs.co.jp/column/comorebiz/office-space.html

https://www.zac-zac.com/office_relocation/column/detail26/

https://ux.daishinsha-cd.jp/blog/office-branding

https://designers-office.jp/work/page/index.php?id=208

https://kigyolog.com/interview.php?id=13

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